10代女性に対する強制わいせつ被疑事件

10代女性に対する強制わいせつ被疑事件

今回は、10代女性に対する強制わいせつの疑いで30代男性が逮捕された報道をもとに、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。

~ケース~

6月10日午後8時40分ごろ、県内のバス停で、バスを待っていた県内の10代女性の身体を無理やり触るわいせつな行為をした疑いで、岐阜県警山県署と岐阜北署は25日、強制わいせつの疑いで30代会社員男性を逮捕しました。
男性は、今月9日にも別の10代女性にわいせつな行為をしたとして同容疑で逮捕されています。(7月25日 岐阜新聞Web 「バス停で10代女性に強制わいせつの疑い 32歳会社員の男を再逮捕 岐阜県」より引用)

~強制わいせつ罪とは~

強制わいせつ罪とは、13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をする犯罪です。
13歳未満の者に対しては、暴行・脅迫を行わなくても、また、同意があったとしても、わいせつな行為を行えば、強制わいせつ罪が成立します(刑法第176条)。
強制わいせつ罪につき有罪判決が確定すると、「六月以上十年以下の懲役」に処せられます。

強制わいせつ罪は比較的重い犯罪です。
同種余罪の嫌疑が明らかになれば、ケースのように逮捕が繰り返される場合も少なくありません。
早急に弁護士を依頼し、事件解決を目指す必要性の高い事件といえます。

また、このような性犯罪を繰り返してしまう場合には、事件の背景に医学、心理学などの専門的知見によって説明、治療がなされるべき問題が隠れている場合もあります。
専門家によるカウンセリング等を通じ、再犯防止に努めるサポートも重要な弁護活動といえます。
まずは弁護士と相談し、事件解決に向けたアドバイスを受けることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
強制わいせつ事件に関してお困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

 

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