岐阜県可児市で起きたひき逃げ事件を解説

今回は、岐阜県可児市ひき逃げをした疑いで47歳男性が逮捕された事件につき、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。

 


~ケース~

岐阜県可児市で、歩行者の男性を車でひき逃げしたとして47歳の男が逮捕されました。

 ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、可児市のパート従業員の47歳の男です。

 警察によりますと男は、午前8時半ごろ、可児市下恵土の交差点を左折しようとした際、歩いていた可児市の無職の男性(80)を、車ではねて、そのまま逃げた疑いがもたれています。

 男性は頭の骨を折るなどの重傷です。

 その後の捜査で、防犯カメラの映像を解析するなどして、犯行車両を割り出し、男を特定しました。

 警察の調べに対し、男は容疑を認めています。
(https://www.nagoyatv.com/news/ 5月22日 「交差点左折時に歩行者男性を巻き込む 男性は頭の骨などを折る重傷 ひき逃げの疑いで47歳の男を逮捕」より引用)

 


~ひき逃げ事件について解説~

人身事故を起こし、救急車や警察を呼ぶなどの適切な救護を行わず現場を立ち去った場合には、ひき逃げの罪に問われる可能性が高いです。

また、報道記事からは明らかではありませんが、交差点を左折しようとした際に歩いていた男性をはね、頭の骨を折るなどの傷害を負わせた点について、過失運転致傷罪にも問われる可能性があります(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律第5条)。

 


~ケースの事件における弁護士の必要性~

ひき逃げなどに及ばず、過失運転致傷罪の一罪であり、かつ、被疑者が初犯であって、被害者の傷害も軽微である場合には、不起訴処分によって裁判にかけられずに済む可能性もあります

しかし、ケースの事件は人身事故により被害者に重傷を負わせた上、さらにひき逃げ行為という悪質な行動に及んでいます。
起訴される可能性は高く、さらに、実刑判決となる事態についても考慮しなければなりません。

執行猶予付き判決を獲得できる可能性を高めるためにも、また実刑判決となっても刑期をなるべく軽くするためにも、刑事事件に熟練した弁護士のサポートが極めて重要となります。

人身事故を起こし、ひき逃げなどの疑いで逮捕された場合には、速やかに弁護士の接見を受け、アドバイスを受けることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
人身事故ひき逃げ事件に関してお困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

 

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