岐阜県羽島市のコンビニで強盗事件を起こした疑いで63歳男性が逮捕

今回は、岐阜県のコンビニで強盗事件を起こしたとして、63歳男性が逮捕されたケースにつき、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。

 


~ケース~
岐阜県羽島市のコンビニに男が押し入り、現金が奪われた強盗事件で、警察は、63歳の男を逮捕しました。

強盗の疑いで逮捕されたのは、愛知県一宮市大和町の無職、63歳男性被疑者です。

 警察によりますと、男性被疑者は今月7日、岐阜県羽島市江吉良町のコンビニで女性店員に刃物を突き付け、現金およそ36万円を奪った疑いがもたれています。

 防犯カメラの映像などを解析し、男性被疑者の特定に至りましたが、警察の調べに対し、男性被疑者は、容疑を否認しているということです。

(https://news.yahoo.co.jp/articles/8a77813ed2fbc0abdd62281eaf6a3c95c34be630 5月28日 「岐阜・羽島市のコンビニ強盗事件で63歳の男を逮捕 防犯カメラの映像解析などで特定も容疑を否認」より ※氏名等の個人情報は秘匿しています)

 


~被疑事実の否認は利益となるか、不利益となるか~

嫌疑を否認する対応についてですが、本当に身に覚えのない嫌疑については、きっぱりと否認することが大切です。
取調べが苦痛であるため、身に覚えはないがとりあえず認めておく、裁判所で話せば嫌疑は晴れるだろう、という考えで被疑事実を認める行為は絶対に禁物です。
法廷で、検察が取り調べを請求した証拠が都合よく退けられ、反対に、自身の主張が容れられ、無罪判決となる保証はどこにもないからです。
最悪の場合、無実の罪で刑に服したり、前科を付けることになってしまいます
このような場合はすぐに弁護士と相談して、取り調べ環境の見直しを求めることが必要です。

 


~「不合理な否認」とは?~

反対に、明らかに被疑者が犯行を行ったものと認められる証拠があるのに、被疑事実を否認する場合は、「不合理な否認」であるとして、「反省の態度が見られない」など、否定的な評価(起訴される可能性が高くなる量刑が重くなる、など)につながるおそれもあります。

ケースの「防犯カメラの映像」がどの程度の証明力をもつものであるか明らかではありませんが、自宅から同額の現金が出てきたり、凶器が見つかったり、同時刻に被疑者が現場付近を歩いていたという内容の目撃者の供述調書、この男性に間違いがないという内容の女性店員の供述調書等他の証拠があるにもかかわらず、嫌疑を否認している、という場合には、前述した「不合理な否認」と評価される可能性もありえます

一方で、同時刻には別の場所にいたというはっきりとしたアリバイがある、アリバイを証言できる人がいる、直近でまとまった金額の現金を入手できた事情がある、等の合理的な否認もあります。

否認を続けるか否か、弁護士と十分相談する必要がある点と考えられます

 


~事務所紹介~

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を数多く取り扱う法律事務所です。
ご家族が強盗の疑いで逮捕されてしまい、お悩みの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

もし、ご家族の方が逮捕されてしまってお困りの方は、、最短で当日にご本人様と弊所弁護士が接見する初回接見サービスをご案内しております。

弁護士と接見をし、今後の見通しったり、供述内容を整理することで、落ち着いて取調べなどの捜査に臨むことができますし、曖昧な供述を避けることができます。

また、逮捕されてなくとも、ご自身やご家族の方が何らかの事件やジオを起こしてしまった場合や、警察から在宅捜査を受けている方は、初回無料の法律相談をご利用いただけます。

事件や事故を起こしてしまった、警察から呼び出しを受けている、大切な方が突然逮捕されてしまったなど、お困りの方はぜひ一度、あいち刑事事件総合法律事務所0120-631ー881(24時間・年中無休で電話受付中)までご連絡ください。

 

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